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世界の乗馬ブランド5選 — 馬と人のための最高峰

BY 編集部2026.04.29
世界の乗馬ブランド5選 — 馬と人のための最高峰

Photo: Gallop Journal Editorial — 世界の乗馬ブランド5選 — 馬と人のための最高峰

ヘルメットからブーツまで、世界の乗馬シーンを牽引する5つのブランドを徹底解説。歴史・品質・こだわりに迫る。

乗馬ブランドの世界は奥深い。単なるスポーツ用品ではなく、馬と人の安全と美しさを追求した職人仕事の世界だ。何十年、時に百年以上の歴史を持つブランドが、今も現役で世界のトップ騎手たちに選ばれ続けている。

1. Charles Owen(チャールズ・オーウェン)— イギリス

1911年創業のイギリス老舗ヘルメットブランド。100年以上にわたり、乗馬用ヘルメットの安全基準を世界に示してきた。現在もウェールズの工場で一つひとつ手作業で製造されており、EN1384・PAS015・ASTM F1163など世界主要規格に対応している。オリンピック選手から初心者まで幅広く使用されており、「乗馬ヘルメットといえばCharles Owen」と言われるほどの信頼性を誇る。価格帯は25,000円〜80,000円程度。

2. Parlanti(パルランティ)— イタリア

イタリア・ミラノ発祥のプレミアム乗馬ブーツブランド。手縫いのカスタムブーツで世界のトップ騎手から絶大な支持を受ける。一足一足が職人の手によって作られ、足の形に合わせたフルオーダーメイドも可能。革の質感・フィット感・耐久性のすべてが最高水準で、価格は10万円〜30万円以上。「一度Parlantiを履いたら他は履けない」というライダーは世界中にいる。障害飛越のトップ選手の多くが愛用しており、競技会のパドックでは必ずといっていいほど目にするブランドだ。

3. Pikeur(ピクール)— ドイツ

1957年創業のドイツブランド。乗馬ウェア、特に競技用ジョッパーズとジャケットの分野で世界トップシェアを誇る。ドイツらしい機能美と高品質な素材使いが特徴で、伸縮性・通気性・グリップ力を高次元で両立した乗馬パンツは、世界の競技会で最も多く見られるブランドのひとつだ。ドレッサージュ(馬場馬術)のトップ選手に特に人気が高く、エレガントなデザインと実用性を兼ね備えている。価格帯はジョッパーズで30,000円〜80,000円程度。

4. Stubben(スチューベン)— ドイツ

1894年創業、130年以上の歴史を持つドイツの馬具ブランド。鞍(サドル)の分野で世界最高峰の評価を受けており、オリンピック金メダリストが使用する鞍としても知られる。Stubbenの鞍は馬の背中への負荷分散設計が精緻で、馬のパフォーマンスを最大限に引き出すと言われる。また騎手の座りやすさも追求されており、「馬も人も楽な鞍」として長年支持されてきた。価格は20万円〜100万円以上と高額だが、適切にケアすれば20〜30年使えることで知られる。

5. Ariat(アリアット)— アメリカ

1993年創業と比較的新しいが、テクノロジーを駆使した乗馬ブーツ・ウェアで急成長したアメリカブランド。スポーツシューズの工学技術を乗馬ブーツに応用し、従来の革製ブーツと比べて軽量・高クッション・手入れが簡単という特徴を持つ。ウエスタンライディングのプロから英国式乗馬まで幅広く使用されており、日本でも入手しやすい価格帯(15,000円〜50,000円)で人気が高い。初心者から中級者の最初のブーツとして特におすすめのブランドだ。

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乗馬ブランドを選ぶとき、価格だけで判断するのはもったいない。そのブランドが何を大切にして、どんな哲学でものづくりをしているか——それを知ることで、道具を選ぶ時間そのものが乗馬ライフの一部になる。

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